すっきり、うっかり。
「処刑人」(The Boondock Saints)
題名が悪い映画(笑)
公開前にアメリカで銃乱射事件があったため公開中止に追い込まれそうになった(縮小になったのかな?)結構かわいそうな映画。
内容は、敬虔なクリスチャンの2人の普通の兄弟が天啓を受け、悪人を退治する!というアクション?でも血ぶしゅー、で、殺しまくり(うげぇぇ)
スプラッタにならず、かつ、ホラーにならず、それでもアクションで済ませられるのは、監督の技量なのか、「殺し」ということを、FBI捜査官の捜査で浮かび上がる物的証拠の数々から想像できる情景として、映像処理(第三者視点)で描かれているからなのか。
見ているときに「いけ!!」という気分になる。
という御託はおいておいて、ずばり言う!
格好いいんだ!!!(主役2人が)
スカッとするんだ!!!!
ここまで「殺し」を「神の名の下に」正当化することは、ある意味危険だけれど。
良識的に「作り物だ」とわかるなら、十分楽しい。
悪人を神の下に送る(つまり殺す)時に、祈る文言も格好いい。
殺した後に、きっちりと神様の下に行けるよう儀式めいたことをすることですら格好いい。
素人の銃撃だから撃って撃って撃ちまくらないとあたらないところも好き。
私、1人だったら絶対見ない映画だと断言します。
ホラー、スプラッタ、血みどろ、グロいのはだめです!!
でも当時好きな人が「これはただひたすらに格好いいから見ろ!グロくないから!!!」というので、うっかり見てしまいましたとさ(ホレた弱みか……)
そして、うっかりはまってしまいましたとさ。
英語字幕がほしいと思い、DVD買おうとしたら、これには英字幕がついていないとのこと。
ちょっと悲しい。
レンタルDVDもコピーガードがついていないので、ビデオに録画できます。